ユニフレーム・ミニロースターの5つの魅力。キャンプ・登山用のコンパクトクッカーとして最強。

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日本キャンプ協会インストラクターの渡邉です。

「大掛かりな調理器具を出すまでもないけど、ちょっと食べ物を温めたい。焼き目をつけたい。」
そんなちょっとした調理に使える、抜群に小回りの効くクッカーが、今回紹介するユニフレームのミニロースターです。

  • この上なく手軽に使える
  • 軽量コンパクト
  • 遠赤外線効果で食材が美味しく焼き上がる
  • キャンプのランチや、デイキャンプ、登山などでミニマムなクッカーとして活躍

など、魅力を上げればキリがありません。

私は、酒のおつまみを炙ったり、パンをトーストするのに使っています。
毎回のキャンプに必ず持っていく、この製品の魅力を紹介します。

この上なく手軽でコンパクト

使い方は食材と共に、シングルバーナーの上に乗せて、バーナーで炙るだけ。

ユニフレーム・ミニロースターでおつまみを炙っているところ。

おつまみを炙っています。

コンパクトなので、非常に取り回しがよく、持ち運びも楽で、ストレスフリーです。

上部の焼き網と、下部のバーナーパッドから成る

上部の焼き網と、下部のバーナーパッドから成る

手のひらサイズで、重ねて収納できるのでコンパクト

手のひらサイズで、重ねて収納できるのでコンパクト

こういうタイプのロースターに比べるとかなりコンパクトです▼

遠赤外線効果で、パンなどはふっくら焼けます。

パンもふっくら。

パンもふっくら。

大掛かりな準備がいらずに、思い立った時にスッと食材を炙れるのが魅力。

つまり、ひと言でいうと、

「本格的な調理器具を出すまでもないけど、食材を炙って、温かい食事にありつきたい」

という時に、大活躍します。

冷えたメシより、温かい食事の方が絶対美味しいですよね。
でも、クッカーを出すのが面倒くさい。って時、ありますよね。

そんなシーンで力を発揮します。

持ち手もついているので、加熱後も素手で触れて扱いやすい

持ち手もついているので、加熱後も素手でさわれて扱いやすい

もっと具体的に言うと、以下のようなケースです。

  • キャンプ場到着直後、設営前の軽い腹ごしらえに
  • 2日目の朝、朝食でパンを軽くトーストしたいときに
  • ちょっとした晩酌でおつまみを軽く炙りたいときに
  • 荷物を最小限にしたい徒歩キャンプや登山のクッカーとして
  • デイキャンプやピクニックで手軽に食べ物を温めたいときに

紅茶のスコーンをトーストしています。

【著者の使い方】

私は、酒のおつまみを炙ることも多いですが、もっぱらパンをトーストするのに使っています。
パンって、温めた方が圧倒的に美味しくなりますよね。
キャンプ場到着直後と、2日目の朝はパンと決めているのですが、これまで、前者は加熱なしで、後者は焚き火に当てて焼いていました。フライパンでパンを加熱するのも無粋なので、キャンプでパンを温めるのって焚き火ぐらいしかなかったんですよね。

焚き火でパンを焼く

ミニロースターを買う前は焚き火で焼いてた

でも、焚き火を起こす必要もないかなって朝もあるじゃないですか。そんな時はパンを温められなかったわけです。
でもこいつのおかげで手軽に美味しいパンにありつけるようになりました。キャンプには必ず持参するようにしています。

パンを温められる別の型のロースターもありますが、それだけの用途にしては大きすぎるんですよね。この製品はコンパクトなので、もう躊躇いなくポチりました。

キャンプの朝食は、パンとチーズと紅茶だと決めています。

注意点:脂が落ちるもの避けた方が無難

ユニフレーム・ミニロースターでおつまみを炙っているところ。

おつまみを炙っています。

肉や脂分の多い食材など、加熱すると油が落ちるものは避けた方が無難だと思います。
脂がバーナーの噴出口に落ちて故障したら私は落ち込みます。

ソーセージとか焼いている人も見かけますが、やるなら脂が落ちないように常に見張っとかないとバーナーが故障する恐れがあります。

では何を炙ればいいのか?

前述のとおり私のイチ押しはパンですが、それ以外で炙るのにおすすめの食材を紹介します。

  • 焼きおにぎり
  • 缶詰
  • もち←オススメ
  • 団子
  • 乾き物
  • しいたけ
  • ちくわ

 

餅

焼きおにぎり

焼きおにぎり

乾き物のおつまみ

乾き物のおつまみ

缶詰はバーナーパッドだけで温められます

野外で、もちを焼いて食べるのはかなり幸福度が高いです。お団子もしかり。

正月キャンプや、お花見キャンプで大活躍します。

関連記事:日本一簡単。キャンプ飯の餅レシピと便利グッズをプロが伝授

この製品の弱点とその克服法

使うバーナーにもよるんですが、メッシュによる熱の分散が思ったほど起きず、中心だけかなり早く焦げ目がついてきます。

この対策として、別途バーナーパッドを1枚敷くと、熱がより分散するようになり、より炙りやすくなります。

持ち手もついているので、加熱後も素手で触れて扱いやすい

バーナーパッドをもう1枚下に敷く。

このバーナーパッドはキャンドゥで330円で買えます。

キャンドゥに行くのがめんどくせー、という人はAmazonで買ってもいいですが、それ以外の人はキャンドゥに行った方が安く買えます。

下に敷くのも丸いパッドがよければAmazonにあります。

類似品もあるけど本製品がオススメな理由

以下のように、キャンピングムーンから価格も安い類似品が出ています。

しかし、個人的には持ち手がついているユニフレーム品の方が便利だと感じます。加熱後に移動させる度に手袋をつけるのは非常に面倒だからです。

「丸型より絶対に四角の方がいい」という事でもなければ、ユニフレームのものがオススメです。

家庭での便利な活用法

ウッドデッキにて珍味を炙る

ウッドデッキにて珍味を炙る

家庭でも便利に使えます。

  • 軒先やベランダでの軽い食事や晩酌に
  • 食卓でも卓上のカセットコンロやバーナーで手軽に炙りもの(晩酌に便利)
  • キッチンのコンロでお餅やおにぎりを焼くときに

特に、食後に酒をちびちび飲むとき、ちょっとつまむものを炙る用に卓上に置くのが最高に便利です。

 

アウトドアでも、家庭でも非常に活躍してくれるので、

  • 酒のつまみを美味しく食べたい
  • 朝食のパンをこんがりふわふわに美味しく食べたい
  • もちを焼きたい
  • キャンプや登山で荷物をコンパクトにしたい

といった方はぜひ、チェックしてみてください。

 

【本記事で登場したギア】

タンブラー:2way保冷缶ホルダーROD-0021(サーモス)

木製皿:クピルカ44

バーナー:ST-310(SOTO)

バーナーパッド:キャンドゥのやつ(キャンドゥ)

テーブル:アルミロールテーブル(ワークマン)