日本キャンプ協会インストラクターの渡邉です。
キャンプといえば、焚き火や炭火での「焼き網料理」が定番です。
なんせ自宅では焚き火・炭火料理をすることは難しいですので、キャンプでしかできないこれらのスモーキーな料理を楽しみたくなるのは当然。
そんな焚き火・炭火好きキャンパーの皆さんにすこぶるオススメなのが、今回紹介するロゴスのMAKIBIグリルPAN。
見た目の通り、穴の空いたフライパンで、「焼き網とフライパンの長所を良いとこどり」したギア。
さらに、「焦げつきにくい」などの長所もあり、焼き網の弱点を克服している点も魅力です。
この記事では、当製品の魅力をわかりやすくレビューしていきます。
目次
フライパンなのにスモーキーなフレーバーを付けられる
穴から立ち上がった煙が、食材にしっかり染み込む
底部の穴より立ち上がる煙により、金網同様のスモーキーなフレーバーが付けられます。
それでいて、フライパンのように扱えるので取り回しがいいです。
持ち手により焼き網より取り回しがいい
金網と違って持ち手があり、手軽に持ち上げられるので、燃料の補充や移動も楽々。
縁があるので、食材が落下しにくいメリットもあります。
持ち手が折りたためて、携帯性にも優れています。
まさに、「焼き網とフライパンの長所を良いとこどり」しています。
焼き網と違って焦げ付かない
フッ素加工コーティングにより焦げつきにくい
焼き網を使っていてストレスなのが、肉や魚などの食材が焼いている内にくっついてしまうこと。
その点、こちらの製品は表面にフッ素コーティングが施されているので、焦げ付き・くっつきが起こりにくくなっています。
タレに漬け込んだ肉も安心して投入できます。
焼き網を使い捨てる費用を節約できる
パプリカも美味しそうに焼ける
フッ素加工で焦げきにくいので、洗うのもとても楽でストレスフリーです。
焦げついた焼き網は洗うのが大変ですし、それが面倒で使い捨てている人も多いのではないでしょうか。
こちらを持っていれば、焼き網を使い捨てる必要もなくなるため、環境にもお財布にもエコ。
美味しい焚き火・炭火料理を楽しみながら、節約までできてしまうわけです。
焼き網ではできない料理もできる
フライパンの形状を活かした、焼き網では決してできない料理も作ることができます。
例えばその1つが、フライパンを振ったり、食材をかき混ぜたりして作る必要のある、中華料理を始めとする炒め料理です。
ここでは、その例として焚き火ホイコーローを紹介します。
キャベツなどの野菜。煙をしっかり馴染ませながら炒める。
次に肉を炒める。
別で炒めることで煙をしっかり染み込ませる。
燻香かおる焚き火ホイコーローの完成
香ばしい薪の燻煙フレーバーを纏ったホイコーローは、このフライパンでしか作ることのできない絶品料理。この製品を持つ者だけが味わえる特権です。
簡易燻製もできる
燻製したい食材に、
アルミの深皿をかぶせれば簡易燻製に。
食材の上に100均のアルミの深皿をかぶせて、焚き火の上に置いておけば簡易的な燻製ができます。
燻香が染み込みやすいように食材表面に油を塗るとなおいいです。
燻製は準備もひと苦労なので、手軽にできるのはありがたい。
あの焚き火台にちょうど収まる
ピコグリル系の焚き火台にすっぽりと収まる。
みんな大好きなピコグリル、あるいは、ピコグリル・インスパイア系の焚き火台（パチグリル）にちょうどすっぽりと収まります。
手を離した状態でも調理できます。
それでいて安い
これだけの機能を備えていてお値段はなんと税込みで2,900円。
キャンプギアの中ではかなりリーズナブル。ロゴス製品のコスパには頭が下がります。
肉が焼けたら胡椒をふって、
ワインと共にいただきましょう。
大自然の中、キャンプならではのスモーキーで香ばしい料理を楽しめる贅沢な時間。それが、簡単便利に、しかも節約までしながら楽しめる、本当に買ってよかったギアです。