日本キャンプ協会インストラクターの渡邉です。
キャンプにはほとんどの人が椅子を持って行くと思います。
私は、キャンプの椅子として座椅子、キャプテンスタッグのグラシア フィールド座椅子を激推ししています。
椅子の良いところはそのままに、椅子の弱点は克服している、素晴らしいキャンプギアです。
この記事では、長年愛用するこの座椅子の素晴らしさをわかりやすく紹介します。
設営がとにかく楽
![グラシア・フィールド座椅子のパーツ](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC00585-800x450.jpg)
内容物は、収納袋とパーツ2つだけ
キャンプでは、いわゆるヘリノックスタイプのローチェアを使っている方が多いと思います。
これは携帯性も座り心地もいいですが、弱点があります。
![ヘリノックス](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/スクリーンショット-2023-11-25-20.50.53-800x520.jpg)
ヘリノックスのローチェア
設営はまだいいんですが、片付けがとにかく面倒。 あの、ショックコードで繋がれた骨組みたちを袋に収納するのがなかなか苦労するんですよね。
![組み立て方](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC00587-800x450.jpg)
その点、この座椅子は、設営も片付けも本当に簡単。
設営は、このシンプルな骨組みを本体の2つの穴に差し込むだけ。
![](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC00588-800x450.jpg)
骨組みの先端を、
![キャプテンスタッグの座椅子の設営の様子](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC00591-800x450.jpg)
2つの穴に入れるだけで、
![設営完了](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC00595-800x450.jpg)
ものの10数秒で設営完了
片付けも、骨組みがシンプルなので非常に簡単。1分かからずにできます。
![片付けの様子](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC00628-800x450.jpg)
本体から骨組みを外し、
![片付けの様子](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC00632-800x450.jpg)
骨組みを分解して、
![片付けの様子](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC00635-800x450.jpg)
丸めて収納袋に入れれば、完了。
キャンプは片付けるものが多いので、この手軽さは本当にありがたいです。
軽い
![軽い](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC00637-800x450.jpg)
本品の重量は530g。
いわゆるパチノックス(ヘリノックスの模造品)のほとんどが、1~2kg程度。
本家ヘリノックスでも、軽量ミニタイプでも1100〜450gであることを考えると、文句なしの軽量さ。
荷物がコンパクトに
![キャプテンスタッグの座椅子はコンパクト](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC00763-800x451.jpg)
収納サイズは、12×11×長さ40cm。
かなりコンパクトで、軽量さも相まって、携帯性が非常に良いです。
荷物を軽量コンパクト化したい、ソロキャンプや徒歩キャンプでは特に役立ちます。
もっと言えば、キャンプスタイルに関わらず、荷物を軽量コンパクトできればキャンプの快適性が向上します。
お座敷スタイルが快適に
![キャプテンスタッグ・グラシア フィールド座椅子](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC00606-800x450.jpg)
特にソロキャンプなどで人気のお座敷スタイル。
使う机も、低くてコンパクトなもので済むため、荷物も軽量コンパクトにできます。
好きな時にゴロ寝できるため、よくくつろげます。
しかし、お座敷スタイルでも、やはり背もたれに寄りかかってくつろぎたくなるタイミングがあります。
そこでこの座椅子があれば、荷物をそこまで増やすことなく、その「背もたれによりかかりたい」という欲求を満たす事ができます。
人生、時には何かに寄りかかりたくなる時があるものです。
座り心地も抜群
![](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC00773-800x451.jpg)
この座椅子、背もたれの角度調整機能がありません。なので、私も買う前には、「くつろげない角度だったらどうしよう」とかなり心配でした。
しかし、全くの杞憂でした。
背もたれの角度に関しては、非常に快適に座れる角度です。
全く関係ないですが、JR外房線普通列車の4人掛けシートの背もたれは、角度が直角に近すぎて座っててつらいので、もう少し角度をつけてくれないかなあといつも思っています。
その点、こちらの座椅子はとてもちょうどいい角度です。
普段使いにもおすすめ
![](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC00612-800x450.jpg)
キャンプ以外のピクニックはもちろん、
![](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC00623-800x450.jpg)
この椅子を持って、公園で読書などもおすすめです。
こちらの記事にもあるとおり、自然に触れることは、メンタルヘルスや免疫力の改善に非常に良いので、キャンプに限らず日頃から公園などの身近な自然に触れることはオススメです。
私は、午後3時ごろの30〜60分はだいたい、公園の芝生に腰掛けて読書するようにしてます。
唯一の弱点とその克服法
![](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC00600-800x450.jpg)
こちらの製品、弱点を強いてあげるとすれば、座面のクッション性でしょうか。
ウレタンフォームが入っているので、決してペラペラではないですが、長時間座っていると少しお尻が痛くなるかもしれません。
そこで、
![100均のマット。](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/IMG_1734-800x600.jpeg)
私は、この100均のミニマットを敷くことで、この弱点を補っています。軽くてコンパクトですので持って行くのは苦になりません。つまり、100円でこの弱点は補えます。
100均のものでなくても、もちろんこういったマットでもオッケーです▼
そして値段は安い
![](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2023/11/DSC00598-800x450.jpg)
こちらの製品、現在のAmazon価格で、3655円。Amazon限定カラーにいたっては、3128円です。
ヘリノックスチェアがゆうに1万円を超えることを考えると、非常にリーズナブルといえます。
- 設営・片付けがとにかく楽
- 軽量コンパクト
- 日常使いにも便利
- 安い
4拍子揃った、最高のキャンプチェアです。このギアは本当に買って大正解だったと、非常に満足しています。
片付けのストレスから解放されて、快適なお座敷スタイル・キャンプをできるようになりました。コイツのおかげで、次のキャンプも楽しみです。