タイはバンコクのカオサン通りの近くにある日本人宿Long luck guesthouse（ロングラックゲストハウス）。
評判はネットで見たり、人から聞いたりしてもマチマチで賛否両論。
そんな宿だがこの度初訪問してみた。
感想を簡潔にまとめるとこのような感じ
- オーナーさんはとても良い人
- リピーターが多く、その輪に入るのはやや難易度が高い
- 設備面には大きな不満はない
- 立地はけっこう良い
目次
宿の雰囲気 /既にコミュニティが出来上がっている
客層としてはリピーターやベテランバックパッカー、オーナーの旅友達みたいな人が多い。
そういう意味ではすでにコミュニティがそれなりに出来上がっている。
話題が”そこにはいない旅仲間の誰それの話”ということも多い。
オーナーさんはとても気立てのいい人。
それでも宿内の雰囲気としては話の輪に引き入れてくれるという感じではないので、自分で入っていくしかない。
だけどそれはやっぱりそこそこ難易度が高い。内向的人間にとっては特に。
特に出会いと別れを頻繁に繰り返している旅人という人種は、初対面の人間に対する関心が極めて低い傾向にある。
そこを切り崩していくためのコツとしては
- とりあえずスマホいじっててもいいから一言挨拶して空いてる所に座る
- でコメントできそうな話にコメントする
- 人が少ない朝・昼の方が話しかける難易度は低いので共有スペースに顔を出す
- 質問などしてスタッフから攻める
と言った感じだろうか。
そもそも宿でそんなにダラダラしたいわけでもなかったのでその部分もミスマッチだった気がする（昼間は宿でダラダラしている人が多かった）。
ダラダラしたい人には合っているのかもしれない。
そういう意味では（そういう意味でも？）タイ初訪問だったりで辺りを観光して周りたいという人にも不向きかもしれない。
Facebookページ（公式サイト代わりの役割を果たしている）があるので覗いてみると少しは雰囲気がつかめるかもしれない。
また、ロングラックのLINEに登録するとFacebookにも載っていないチェックイン時間やアクセスなどを知れる。これらのより詳しい情報が欲しい人は登録するといい。
Long luck guesthouseの宿泊プラン・予約
宿泊プランとしては、ドミと個室があり1泊300~650バーツ。
- エアコン男女混合ドミトリー / ６人部屋（貴重品ロッカー完備）/ 300 THB
- エアコン女性専用ドミトリー/４人部屋（貴重品ロッカー完備）/ 300 THB
- シングル / 扇風機 / 260 THB
- ツイン（二段ベッド）/扇風機/ 1室 440 THB
- ダブル/ 扇風機/ 1室350 THB
- ダブル/エアコン/ 1室550 THB
- スーペリア(シャワーとトイレ付）/ダブル/エアコン/バスタオル付き/ 1室650 THB
エアコン男女混合ドミトリー
シングルファン
スーペリア
【設備・サービスのまとめ】
全室無料Wi-Fi / 24時間ホットシャワー / 荷物の一時無料預かり / 共有スペース / 屋上 / ハンモック/ドライヤー無料貸し出し / トイレットペーパー完備 / キッチン / 調味料各種 / キッチン用品 / 共用冷蔵庫 / 水・ジュース・ビール24時間販売 / 手洗い洗濯場・洗濯干場あり / 旅行会社・ダイビング・病院の紹介あり / 周辺MAP / 24時間営業セブンイレブン徒歩3分 / 宿近辺に屋台多数 / 傘無料貸し出し / 郵便物の受け取り / タオル貸し出し(有料30B) / ランドリーサービス(有料30B) / コピー・プリントアウト(1ページ5B) /
これらの情報は下記の予約ページを参照した。
Booking.comやAgodaといった予約サイトへの掲載はなく、宿泊の予約はこちらのページからのみ。
設備 /必要なものはだいたいある
部屋
俺はエアコンダブルに宿泊した。2月（暑季）のバンコクの夜に扇風機だけではつらい。
部屋とベッドの広さは十分だったが、ちょっとした荷物置きの台（スマホや小物が置けるもの）や、ハンガーなどをかけられる出っ張りが欲しかった。
ハンガーは借りられたので窓枠に掛けてしのいだ。
夜中まで騒がしくて眠れなかったという口コミを見かけたが、耳栓とアイマスクをすれば問題なく眠れた。
一応0時を過ぎたら共有スペースも消灯というルールで、0時半前にはだいたい静かになっていた。
シャワー・トイレ
シャワーはお湯が出て、水量も十分。
服の置き場などがないのが少し困った。タオル掛けの棒の上に頑張って置いた。ドライヤーの貸し出しもあり。
トイレも水洗で清潔だった。ウォシュレット用のシャワーホース（ウォーターガン）もあり。
共有スペース
共有スペースは屋外にある。開放的だがちょっと暑いのがタマニキズ。
自由に使えるキッチンもある。包丁、まな板、鍋、食器、調味料は一式揃っている。冷蔵庫も使える。
洗濯物干し場もある。自分で洗っても良いし、30バーツで洗ってくれるサービスもある。
周辺環境
周辺には屋台や食堂などが立ち並び、適度に賑わっていてその点はグッド。
適度というのがポイントで、人が多すぎず、だけどけっこう活気があるというのが良い。
屋台飯の相場は1品50バーツ〜と言ったところ。
かの有名なカオサン通りも徒歩圏内。こちらは人がめちゃくちゃ多いけど。特に夜。
カフェもあるし、バンコク市立図書館や国立図書館なども近い。スーパーもある。
タイ式マッサージの相場は250バーツ/1時間。
場所・行き方/アクセス
【ドンムアン空港からの行き方】
空港のバス乗り場からA4バスというカオサン通り行きのバスに乗って、カオサンの1つ手前の「ワット・ボウォニウェート」で降りる。そこから徒歩5分。
バスは50バーツで、30分に1本ほど。
【スワンナプーム空港からの行き方】
空港のバス乗り場からS1バスというカオサン通り行きのバスに乗って、カオサンの1つ手前の「ワット・ボウォニウェート」で降りる。そこから徒歩5分。
バスは60バーツで、30~45分に1本ほど。
その他のアクセス情報は公式LINEに登録すれば見られる。
レビューは以上。
人見知りには若干キツかったが、日本人と交流したい人は選択肢に入ってくる宿。
宿内の雰囲気については、人の入れ替わりもあるだろうし、俺の主観もあるという前提で、思ったことを書いた。
外向性が上がったらまた挑戦してみる、かもしれない。
▶︎宿の予約ページ