RISING SUN ROCK FESTIVAL(ライジングサン ロックフェスティバル) 2019 in EZOは何かと話題を呼ぶものだった。
17年ぶりに伝説的オルタナティブロックバンド・ナンバーガールが再結成し、このフェスに出演することが発表されると、世間は大いに湧いた。世間というか、その辺の層の人たちがとても熱狂した。
わたし、いや、俺もテントなしのレジャーサイト泊での参戦を決意。
ところが。
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ところが、そのナンバーガールが出演するフェス1日目(8月16日)の全公演を台風の影響で中止すると、前日の8月15日に発表された。
完全に舞い上がっていたその辺の層の人たちは、いきなり絶望の淵に叩き落とされる。
気合いを入れて前乗りしていたその辺の層の人たちはこの遠く離れた北の地・札幌で、鋭角サウンドに飢える亡者・ナンバーガール難民と化してしまう。
その日の札幌では、どこに行っても彼らの嘆きの呻きが聞こえてくるというバイオハザードが発生した。
その悲劇は、札幌で流行っている夜パフェの店にまで及んでいたことが確認されている。
かくいう俺もその1人であった。
多感な10代の青春時期を共にしたナンバーガールの音楽を、ぜひとも生で聞いてみたいという一心でライジングサンへ行くことを決意。
ぶっちゃけ、その他に興味あるアーティストはそんなに多くなかった。
それでもチケットを購入し、成田空港からジェットスターで札幌前乗り。
そんな中での、1日目中止。
だが、その時のオレの心理状態は意外なものだった。
発表を目にした瞬間こそ呆気にとられたが、次の瞬間思ったのは、
「まあ、フェス用に買った靴の慣らしが不十分で足痛かったし、フェスの後にも旅行する予定だからコレだけのために来たわけじゃないし、まあいっか」
だった。
最近は、自分が観客で甘んじ、プレイヤー側にいないことに不満を感じる事が多い。その事も少なからず影響していると思われる。
1日目は中止になったが、2日目は予定通り開催される事が前日に発表された。
オレはというと、1日目しか興味なかったが、2日通し券を買っていた。
初めてのライジングサンという事もあり、「まあせっかく行くし、野外フェスでのオールナイトというのも経験した事ないし」と思ったからだ。
ナンバガのついでのつもりだったのに、もはやその「ついで」しか残っていない。
というわけで、そんな微妙な心境の中、オレにとって初めてのライジングサン・ロックフェス当日を迎えた。
目次
【11:45】バス乗り場(地下鉄南北線麻生駅)到着
麻生駅から会場までバスで40分程度、最初のライブ開始が13:30〜14:00だったので、このくらいの時間でいいだろういう判断。
バスは8:30〜12:30までは乗客揃い次第順次出発だが、13:00以降は30分毎の発車になるというのも考慮した。
乗り場は駅の南口にある。
ところが、多くのRSR客と思しき乗客たちは、電車から降りた後北口に向けて歩き出していた。
その時のオレは、「バス乗り場の場所確認してないのかな、アホだなあ」と思いながら南口へと向かった。
改札から出ると、なかなかにショッキングな光景が待ち受けていた。
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バス乗り場から続く大行列。
バスターミナル(出口7)から出口2まで、つまり駅の南から北まで貫く行列ができている。
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これを知ってて、みんな北口に行っていたのか。
列は100m、いや200mはあるだろうか。なかなかに絶望的な光景だ。
Googleマップによるとここから会場まで徒歩だと2時間ぐらい。並ぶ+バス40分とどっちが早いんだろうか。
後ろに並んでた男性2人はタクシーで行こうと言って、列を離れて行った。
でもまあ、やっぱり並ぶしかないよな。
北改札よりちょっと北にセブンがあるので、そこで買い物できたりした。
並びながら弁当を食っている人もいる。ライジング飯(出店)は食わなくていいんだろうか。
永遠に続くかのような行列。
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ナンバーガールのTシャツを着た人を見かけた。哀愁がすごい。その哀愁を感じれるのも同じ哀愁を身にまとうもののみなんだろうが。
12:45にバスに乗れた。列に並ぶこと1時間。列の長さの割には意外と早かった。
事前にバスチケットを買っとけという事だったのでわざわざe+で買っていたが、なくても現金でも乗れるよう。マジかい。
バス内で座れるかどうかは運次第。
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立たされてもそんなにギュウギュウに詰められることはなかった。割とゆとりある感じ。
【13:25】会場到着
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やっと着いたー。解放感もひとしお。
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リストバンド交換所も混むかと思ったが、ぜんぜんそんな事なかった。
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リストバンドを手に入れた。
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いよいよ入場。
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【13:50】テントなし・レジャーサイト泊の準備を整える
会場のマップはこんな感じ。
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テントなし勢の俺が目指すのはもちろんレジャーサイト。マップの右上あたり、サンステージの両サイド。
自分が会場内のどこにいるか知れるというWebサービスも使えた。2019年からの運用のよう。
広いぜ。
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テント張ってんなー。
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記念に1枚。
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入場の喜びをかみしめたところで、目的地のレジャーサイトに行く前にまずはクロークに荷物を預ける。
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やはり混んでいた。ここは仕方ない。
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クロークに当日券はない。この列に並んだのに、チケット持ってなくて断られてた人もいた。臨時バスとは違い、現金では使わせてもらえないようだ。
このデカいビニール(袋サイズ:縦88cm × 横58cm × マチ15cm 内容量約100L)に入ればいくらでも入れられる。
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出し入れはブースオープン時間内(この日は、8/17(土)08:00 ~ 翌8/18(日)07:00)なら何回でもオッケー。
これでお値段2500円。
テントない人はクロークあったほうが便利。防犯的な意味でもそうだし、雨降る可能性も考えるとなおさら。
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荷物の配分は以下のようにすると良さげ(晴れた場合)
携行:貴重品、スマホ、モバイルバッテリー
ビニールシート(自分の陣地):食べ物、水、夜用防寒具など
クローク:上記以外のもの、貴重品じゃないけど盗まれたら地味に困るもの
クロークに荷物を預けたら、ビニールシートで自分の拠点をつくろう。
サンステージの近くにあるレジャーサイトへ向かう。
サンステージでは怒髪天がライブしていた。特段興味があるバンドでもないが、野外でデカい音出しているの見るだけでなんか爽快な気分になるな。
やはり既にほとんどのスペースが埋まっていたが、1人分であればなんとかスペースを確保できた。
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レージャーシートや折りたたみイスの設置は、テントサイトかレジャーサイトのみで許されている。
つまり、テントなし勢の俺はレジャーサイトへ行くしか選択肢がなかった。
レジャーサイトからはサンステージが充分に見えた。
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確実に場所取りしたいなら、もっと早めに行った方がよさそう。
Red Star Fieldの会場周辺も、腰を下ろすにはよさそうだった。
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あと、会場が海に近いためか風がかなり強くシートがめくれたり、飛ばされそうになった。
今度は、こういうペグ付きで四方を固定できるシートを持って行く、と決意。
あとは会場内をウロつくだけだ。
ちなみに、RSR専用のアプリもあって、タイムテーブルの確認や、出演アーティストをお気に入りに入れて自分専用にカスタムされたタイムテーブルを作る機能などがあった。
しかし、タイムテーブルは前日の17時にアップデートされたのに、それがアプリには反映されてなくて使い物にならず。結局、タイムテーブルはwebの公式サイトで見ていた。
アプリで役立った機能は出店のお気に入りリストを作れる機能だけという結果に。
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【14:45】いざ、ブラブラする
クロークに荷物を預け、レジャーサイトに拠点を作り、準備は完了。
いざ、会場内をブラブラする。
なんかのオブジェ。こういうのがいたるところにある。
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タワレコブースの近くに貼ってあったナンバガのポスター。あなた方を見たかったのよ。
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ポカリスエットやローソンのブース。まあフェス価格である。からあげクン300円(1.5倍)
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炭やガスボンベなどのキャンプ用品、レインコートなども売っている。
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飲食の出店とイートスペース。店によってはかなり混む。
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充電とWi-Fiスペース。会場内に何ヶ所かある。意外にもここは昼も夜も、そんなに混んでなかった。
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オレはモバイルバッテリー持ってたからお世話にはならなかった。
このiWALKのモバイルバッテリーはコードなしで充電できるので、充電しながらのスマホ操作がかなり快適。コードが邪魔になってストレスになる事がない。特に写真撮るときとか。
コレと、Ankerの電源アダプタにもなるモバイルバッテリーの2刀流で乗り切った。こちらのバッテリーもかなり使い勝手いい。
スマホの充電はiWALKでやり、スマホの充電が終わったらバッグの中でAnkerを使いiWALKを充電するというフローで充電していた。旅行やフェスではこの充電方法が最良。
仮設トイレ。場所によってトイレのタイプが違った。水洗もあって、それはかなり清潔だった。
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テント勢はバーベキューしてる人が多かった。楽しそうだネ。
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【15:00】緑多き場所でチルる
ひとしきり見て回ったところで、昼食を食べることに。
目指すは石狩バーガーのあるBOHEMIAN GARDEN隣接の出店エリア・石狩市場。会場の北西方向の1番端にある。石狩に来たからには石狩のモンを食べたいという魂胆である。
なにやらゆったりとした時間が流れるエリア。それがBOHEMIAN GARDEN。
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早速、石狩バーガーを買おうとしたが今作っている最中で20分後にまた来てくれとのこと。
近くにあった「はるきちオーガニックファーム」という店の野菜が美味そうだったので購入。
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ホワイトショコラという白いトウキビ。生で食えるとのこと。
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ステージ近くの草原で食うか。
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これがホワイトショコラ。
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かぶりつくと、すんごい甘い。みずみずしい。
ステージでは、押尾コータローとDEPAPEPEがアコギ(エレアコ?)を弾いている。
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なんやこの穏やかな時間は。
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ええやないか。
虫除けスプレーいらねぇな。
気温もちょうどいいなぁ。30℃いかないぐらい。
キッチリ20分後に石狩バーガーの店に行くと、ハンバーガーを買えた。石狩ブルーというビールとともに。
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石狩産小麦を使用したバンズに、石狩産ブランド豚「望来豚(もうらいとん)」を使用したパテと浜益産のタコを挟んだバーガー。
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しかしこの石狩バーガー。20分後きっかりに店に行き、できたてなはずなのにパティもバンズも冷めていた。パティはモソモソしてるし、味薄いし。タコは美味しかったが、全体としてはちょっと残念だなという感想だった。
一方、石狩ブルーはパッションフルーツの風味が爽やかで美味しかった。
出店の名前も「石狩バーガーの店」という表記で、他と違い特定の店の看板を背負ってない感じ。その辺が味に表れてるのかなあ。
参考:RSR2019出店一覧
別の店で買ったソーセージも買う直前まで鉄板の上に乗っていたが、「ぬるい」温度だった。(肉自体は美味しかったが)
まぁ売ることを考えたらしょうがないのはわかるが。
確実に美味しく、温かいものにありつきたいなら、煮込み系のものを買うのがフェスではいいのかもしれない。
それか、確実にできたてが出てくることが肉眼で確認できたものか。
昼食も済ませ、押尾コータローらの演奏も終わったので、拠点に戻ることに。
座ってビールとソーセージを嗜みながら、サンステージのクリープハイプを眺める。16時ぐらい。
「オレらみたいな教室の隅っこにいたような人間がこんなデカいステージに立てるなんて、云々」という事をMCで言っていた。と記憶している。
クリープハイプが終わるちょっと前に再びブラブラに出かける。
レッドスターフィールド近くの飲食エリア・小樽横丁へ。
「小樽ぱんじゅう」を買う。
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明治時代から小樽で食べられている饅頭。道産北辰小麦、十勝産えりも小豆を使用。北辰小麦はかつては北海道で1番作られていた小麦だったが、現在はほとんど作られてない。
粒あん、こしあん、もちあん、キャラメルをオーダー。
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美味い。温かい。これは焼き立てだ。
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素材は回転焼きといっしょなんやけど、生地と餡のバランスがナイス。表面がかりかりなのもグッド。
ちなみに、めっちゃうめえなと思い夜にまた購入したが、その時は冷えたものが出てきて同じ感動は得られなかった。たまたま焼きたてが食えたからあんなに感動できたようだ。やはり作り立ては最強。
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出店でも「作り立てを出す」「作り立ての美味しさを長持ちさせる保管」の工夫ができればバカ売れするんじゃないのか?まあ、フェス客を相手にしたその日限りの出店でどこまで効果あるのかは疑問だが、オレはそういう店から買いたい。
歩けばなんかある。ステージじゃなくてもパフォーマンスしてたり、なんか変なオブジェみたいなのがあったり。
最悪食べ歩きしてれば楽しい。
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ヒッピーの権化みたいなオッちゃんがいる店でホオズキジン(600円)というものを購入。
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ホオズキはナス科ホオズキ族の多年草で、観賞用で用いられる方が多い。漢字で書くと「鬼灯」。中学生および中学生の気持ちを忘れてない大人が好きそうな字面だ。
観賞用は赤いが、食用は黄色っぽい色をしている。
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うっすいオレンジのような、なんとも形容しがたい味がする。うすい。そもそもジンがうすい。少ない。
不完全燃焼だったため、タワーレコードカフェでモヒート(600円)を。
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やはりモヒートは美味い。吉祥寺のスターパインズカフェで飲んで以来、ハマっている。
十勝元気村農園という店であげいも(400円)を購入。1年間低温熟成させたらしい。
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ほんとは芋もちを買う予定だったが、店の人と話していたらコッチを買っていた。
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さすが、1年間低温熟成させただけあって甘い。これはなかなか良いね。
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ライジングサン・ロックフェスのサンセット。ライジングのサンセット。
【19:00】銀杏とかフジファブとかGlim Spankyの人とか見にいく
19時からの、真心ブラザース(ゲスト:山内総一郎(フジファブリック)、松尾レミ(Glim Spanky)、峯田和伸(銀杏BOYZ)、)を見るために、再びボヘミアンガーデンへ。
ゲストを見るのが目的。
石狩バーガーはそうでもなかったが、ビールはうまかった店で、スイカのビールを購入。
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こちらもスイカの風味が良く効いて美味かった。ビールは間違いないな。
![](https://journey-journal.jp/wp-content/uploads/2019/09/CDE56DDA-FFD8-4FFA-B55B-2EA40D054EA6-800x600.jpeg)
昼の押尾コータローのときみたく、座って観れるかな、座って観たいなと思っていたが甘かった。
大人しく、ビールを飲みながら立って飲む。
フジファブ山内氏の時は「なごり雪」、松尾レミ氏の時は西岡恭蔵さんの「プカプカ」を演奏。
銀杏の峯田氏は、出てくるなりMCで前のめりに個人的な事を喋りまくっていた。
登場時はひときわ歓声が大きかった。人気なんやな銀杏。こんなにも。井上陽水の「帰れない2人」を歌っていた。
20時にレッドスターフィールドの近くで人と会う約束があったので、背後から聞こえる奥田民生の声を聴きながらボヘミアンを後にした。
辺りはもう暗い。
怪しくライトアップされる木々。
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小樽横丁でパイネとビールを購入。パイネとはポテサラとアメリカンチーズを焼いたもの。絶対うまいことが約束された組み合わせやな。
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パイネ美味い。チーズにポテトの黄金コンビ、生地ももっちり。美味いに決まってんだろ。
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パイネを食いながら、札幌テレビの人と仕事の話などを。
パイネ食ったのにまだ何か食いたくなり、カレーを買いに。
創業55年のジンギスカンの名店「札幌紅櫻公園本館」と、伝説の札幌ルーカレー「リトルスプーン」と、創業1年で海外からの評価も高いクラフトジン「札幌紅櫻蒸留所」がコラボした、クラフトジン・ジンギスカンカレーという最高にそそられる触れ込み。
もう期待しかない。
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が、別に客が並んでいるわけでもないのに、カレーとライスがあらかじめよそってあるという謎のオペレーション。いや、冷えるじゃん。鍋に入れて保温できるっていうカレーの強みをなぜ殺す?ジンギスカンについても金属製のバットに入れてあるだけで保温は皆無のよう。
絶対に冷えていると思いながらも、ジンのカレーというものを食べてみたいという衝動が勝り、カレーとクラフトジンを購入。
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食べてみる。やはり冷えていた。非常に残念だった。
なんかデカい音が聞こえてきた。
花火だ。
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カレーが冷えてると文句を言いながら、花火を見上げていた。1人で。こんな北の地で。不思議なもんだ。悪くない。カレーが冷えてること以外は。
札幌で作っているというクラフトジンは美味かった。
21:00。カレーとジンを食しながら、グリムスパンキー。人が少なく、近くで観れた。よいね。人が少ないのは正義。
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夜の野外、轟くライト。独特の迫力があるな。
こうやって見るのが賢い。と、学んだ。
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【21:30】toeのライブが1番良かった凄かった
toeみるために21:30には「def garage」へ向けて移動。
途中、エルレガーデンが演ってるサンステージに寄る。エルレすげえなやっぱ。
このライジングサンはエルレのために開催されてんじゃないか?と錯覚する人の多さ(写真じゃ伝わらないけど)。
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「def garage」に着くと、そんなエルレをシカトしてtoeのライブに備える輩のみなさんがスタンばっていた。
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こりゃ結構前で観れるぜ。
22:10、toeの演奏が開始。
もうね、ヤバかった。
基本、不感症なオレはライブ中もだいたいボーっとしている。
そんなオレの”上の空”を根こそぎ剥ぎ取る演奏。
音の生々しさ、迫力、パフォーマンスが段違いだ。
だいたいライブ見ても、「CDで聞けばええやん」「Youtubeの方がノれる」と言う冷めた感想しか出てこないが、toeは迫力がすごい。
22:50頃にtoeが終わり、銀杏BOYZを見にレッドスターフィールドへ走る。時間的にはもう始まってる。ステージに着いた時にはまだ序盤のようだった。
銀杏はやっぱ違うな。聴いた時の、心の動き方が。思春期に聴いてた音楽はやっぱり何か心に残っているもの、染み込んでいるものが違う。
『skool kill』でブチ上がった。
切なくなった。
『愛しておくれ』でブチ上がった。良い曲やな、この曲。
『夢で逢えたら』で死にたくなった。人生はゲームだ、いちいち死にたくなるなよ。
「この曲はあなたには捧げません、銀杏BOYZをあなたに教えてくれたあの人、ここにはいないあの人に捧げます」とか余計なこと言いやがって。
峯田より今の俺の方がいい曲作れるような気もする。そう思った、らしい。その時は。じゃあ作ってみろよ。
銀杏後、サンステージの方に向かうと、マイヘアの人がMCしてるのが聞こえてきた。
よくもまぁ、人の感情を掻き立てる言葉がスラスラと出てくるもんだ、と思った。銀杏の峯田といい。それがアーティストってヤツなのか。
【24:45】深夜のカレー麺からの神聖かまってちゃん
00:45。神聖かまってちゃんの前に腹ごしらえ。カタリバ北海道という学生グループのスープカレー麺。札幌スープカレーのPicanteが監修。with Beer。
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温かいのは良かったが、極めて普通だったというか、スープカレーって奥行きがないものが多いよね。カレーうどんのスープみたいにどっしりとしてくれないものか。
01:05
かまってちゃんの会場入り。前のバンドが終わる直前に入れたから前から2列目に陣取れた。
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リハーサルで本人たちが順次出てきた。
みさこさんは元気だなぁ。
のこさんは多動症みたいだ。よく動く。
1曲目は「自分らしく」
この曲をライブで聴くと、いつも「そっか自分らしく生きればいいんだ、忘れてた。自分らしく生きよ」と思う自分がいる。何回目だ?自分らしく生きるの、どんだけ難しいんだよ、オレにとって。
「お前ら、全部ここに叩きつけろ」との子さんは言っていた。
元気やな、エネルギッシュやなほんとこの人。
「23歳の夏休み」「夜空の虫とどこまでも」「フロントメモリー」「ロックンロールは鳴り止まないっ」と続いた。
02:30
寝る前の最後のデザートを食いたくなる。どんだけ食うんだよ。
ルタオのライジングサンデー銀龍苺(700円)。十勝の銀龍苺を使用してるんだって。
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十勝元気村農園の芋もち(400円)。
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いまめき亭のモツ煮込み(500円)。
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周囲の客が「めっちゃ量多い!コスパ高い!」と言っていたので買ってしまった。
確かに量は多かった。味は薄味。
トイレに併設されている水道で、歯を磨いた。
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【27:30】サンがライジングする前に帰る
トリとして、サンステージで03:30~04:40ぐらいまでDragon Ashが出演。
クロークから荷物を引き出し(全く混んではなかった)、レジャーサイトの拠点で荷物をまとめながら聴いていた。
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だんだん明るくなっていく。
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この日の日の出時刻をググると、04:50頃と出ていた(確か)。
そして、会場から麻生駅へのバスの始発が05:00。
朝日を見るか、バスで早く帰ることを取るか。
Dragon Ashが好きなわけでもなかったので、帰ることを選んだ。
帰りのバスも絶対混むし。
そして、明日からも人生は続くから。
サンステージを見つめながらサンがライジングするのを待つ人々、
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を尻目にバス乗り場へ向かう。
サンライズ目前の空。
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5時始発のバスに4時30分ごろから並び始める。
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バスに並んでいた女性客が、ライジングとかライブがないと生きる目的がないと言っていた。自分の人生、とくに仕事をエンタメ化できないとこういう考え方になるんやな。
04:50頃にはバスに乗れ、出発した。
楽しかったはずなんだけど、オールナイトして眠い、帰りのバス立ちっぱでキツい、生活リズム狂うと、楽しかったんだかわからなくなる。
金銭感覚バグってたなオレ。いくら使ったんやろ。フェスだと無限に食べられるな。
05:12
到着。駅に。だが、始発の電車はまだだ。バスが運んできたライジング客が、駅前にどんどん溢れていく。
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6時頃、大通駅・すすきの駅へ向かう始発電車に乗車。大行列で、この始発に乗れなかったライジング客もいたはず。早くバスに乗って良かった。
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野外フェスは楽しいが、必ずしもオールナイトする必要はないな。テントで寝れるなら別やけど。
すすきののサウナ・ニコーリフレに到着。24時間営業なので、宿をとっていなくても入れて、風呂と休憩所があるのは嬉しい。
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風呂とサウナに入って、休憩所で寝た。
こうして、ライジングサンが終わった。
ライジングサンまとめ
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- 1番心に残ったのはtoeのライブだった。衝撃的だった。
- 石狩市場は出店の中でも野菜が食える貴重な場所
- 酒は自分で持ち込んだ方が経済的かも(缶と瓶は持ち込みNG)
- 陣地作成はペグ付きのレジャーシートが良い
- スマホの充電にはコードレスのiWALKのモバイルバッテリーが良い
- テント無しならクローク券を買っておいた方がいい
- 温かいものが食べたければ、出来立てが保証されたものかカレーなどの煮込み系
- 会場までの移動は覚悟が必要
酒に関しては缶・瓶NGだから、酔うだけなら焼酎とか持って行けばいいんやろな。
芋焼酎とレモンと炭酸水で京都ハイボールとか作ればええね。