日本キャンプ協会認定インストラクターの渡邉です。
今回は愛用しているサーモス(thermos)のソフトクーラーバッグについて紹介します。
特にキャンプで食材や酒を保冷するのに欠かせないアイテムですね。
夏だけでなく、秋でも冬でも氷や要冷蔵のものを運搬・保管するのに半ば必須になってます。
私が使っているのは20Lサイズですが、サイズのバリエーションも豊富です。
クーラーボックスと違って柔らかく軽く、取り回しがいいので、日常の買い物(冷凍食品や刺身を買ったときなど)でもものすごく活躍しています。
- 申し分ない保冷力
- クーラーBOXより柔らかくて便利
- 使用後はコンパクトにたためる
- 日常生活でもフル活用
など長所もたくさん。
というわけでこの「サーモス・ソフトクーラーバッグ」について詳しく説明します。口コミや評判を気にしている方もぜひ参考にしてみてください。
保冷力
まず肝心な保冷力ですが、断熱材については5層構造になっています。
そして、公式の実測データが下記です。
自分の使用感だと、いつもは、ロゴスの倍速凍結・氷点下パックと100均のウォーターバッグに入れた水2L程度を凍らせたものを保冷剤にして、肉・魚やビール、日本酒などを持っていってます。
夏でも日陰においておけば、その晩のビールがキンキンなのはもちろんのこと、翌朝まで中身を保冷してくれます。保冷剤がわりの氷も多少解け残っており、寝起きの乾いた喉を、この冷水で潤すのが最高に美味しく、毎回それを楽しみにしています。
ビールに関しては、これにプラスして以前紹介したサーモスの保冷缶ホルダーを持っておけば万全ですね。その時点であなたの勝利が約束されます。
内壁の生地はつるつるした質感で、食材によって汚れてもキレイに拭き取れるようになっています。
ふたの裏側には保冷剤を入れるポケットがついています。
写真のとおり、自分はかの有名なロゴスの倍速凍結・氷点下パックを使っているんですが、見てのとおりけっこうはみ出してます。
でかい方が保冷力も高まっていいだろうとこのLサイズ(25.5×16.4×2.5cm)を買って使い始めたんですが、やはりフタの開け閉めの時に滑り落ちるので、まあまあストレスです。
もし買い直せるなら、今ならMサイズを買いますね。
サイズ
自分が持っているのは、20Lサイズ。
他に、5L、10L、15L、22L、25L、26Lと、細かくサイズ展開されています。
20Lだと、500mLのペットボトルが16本は入るサイズ。
目安としては、
- 1人で2泊分
- 2~3人で1〜2泊分
- 4人で1泊分
といった感じです。
ちなみに、底びょうもついているので、底面が汚れにくい仕様になってます。
少しは汚れますが、明らかに掃除は楽なのでありがたいです。
何かと融通が効く柔軟性
「ソフト」クーラーバッグという名前のとおり、クーラーBOXとは違って形がある程度変形してくれるので、持ち運びには何かと便利です。
車の荷台やコンテナに積み込む際、荷物がパンパンであまりスペースがなくても、押し込めばデッドスペースに合わせて変形してくれるので、多少無理が効きます。
荷物を限られた容量内に収めるのが苦手な人には嬉しい性能です。
自分は、このHONDAベンリィでよくキャンプに行きますが、こちらの前カゴにも、少し押し込むことでどうにか入ってくれています。これがクーラーBOXであればこうはいかないでしょう。
バッグの中に食材を詰めるときも、詰め込めば多少は膨らむので、キャパ以上の量が入るという懐の深さがあります。
使い終わった後の「たたみ方」
使い終わった時はコンパクトに折りたたんで収納できる仕様になっています。
キャンプは荷物が多く、特に帰りは行きほどうまく荷物を収納できないこともあるので助かります。
たたみ方は以下のとおり。
折りたたむためのゴムバンドも、製品に縫合されており、別途持ち歩く必要がないので気が利いてます。
日常生活でもめっちゃ使っている
アウトドアでの使用がイメージされやすいですが、自分は日常の買い物でもヘビーユースしています。
特に冷凍食品や刺身を買うときですね。
あとは要冷蔵の日本酒の生酒を買うときなども、重宝してます(酒蔵に持って行ったり)。
前述のとおり、折りたたみ可能なので、行きはコンパクトに持っていける点も便利です。
クーラーBOXを持参するのは、嵩張るし、重いし、見た目も仰々しいので気が引けますが、ソフトクーラーならそれらの問題をクリアしてます。
もちろん、保冷力はクーラーBOXの方が上ですが、自分の使用範囲(1泊して翌日の朝まで持てばいいという感覚)では、ソフトクーラーの保冷力に不満を感じたことはありません。
サイズ展開も多いので、自分の用途に合うサイズがあれば非常に買いだと思います。
ちなみに、自分が持っているブラックカラー(20L)はすでに公式サイトから姿を消しており、同サイズで現在手に入るのはブルーのみになっています(Amazonではブラックもありますがえらく高額で販売されています…)。
現在のラインナップもいつ販売終了になるかわからないので、気になる方はぜひ早めにチェックしてみてください。
関連記事
野外でもビールを最後までキンキンに飲みたい方は、こちらの記事をご覧ください。